今回は、2020年度入試問題の中から作文を取り上げます。(時間30分、満点60点)
元マラソン選手である有森裕子さん共著である「わたしはだれ?」をテーマに
問い 「自分を生かせるもの」を見つけるために、あなたはどのようにすることが必要だと思いますか。これまでのあなたの体験をもとに、次の指示に従って、あなたの考えを書きなさい。
指示
・解答用紙の19行から22行で終わるように書きなさい。
・題名や名前は書かないで、本文から書き始めなさい。
・全体は二段落で構成し、段落の最初は一字下げなさい。
・第一段落では、あなたの体験を、第二段落では、その体験をもとに、あなたの考えを書きなさい。
文字数380~440字と比較的長めの内容となっておりますが、他の適性試験とは別枠で時間を設けておりますので時間が足りなくて書けなかったということはないでしょう。テーマも書きやすい内容ですので取り組みやすい内容となっています。時間も十分与えられていますので誤字脱字がないように落ち着いて書きましょう。書いた後で書き直しすることがあっては焦ります。
手順を説明します。
①書く内容を、マップでまとめる。
この段階で結構時間を費やす生徒がいます。注意してください。目安は5分です。
・自分の体験・・・
・自分の考え・・・
に分けてブレーンストーミングします(頭の中から思い出せるだけ引っ張り出 す)。次に、その中から自分書きやすい題材を選び文のアウトラインを組み立てる。これを行っておかないと、書いている途中で話題がずれていってしまうことがあります。
②原稿用紙の使い方に従い指示通りに文を書き始める。原稿用紙の使い方については、基本を学んでおきましょう。
段落の先頭は、一字字下げを行う。
行の先頭に、句読点がくる場合は前の行の最後に文字と句読点をまとめて書く等。
③内容において、体験と考えを同じ段落にごちゃまぜに書かないことです。
自分のことは、「私」で統一する。
「です、ます調」か「である調」のどちらかに統一する。
④採点について、基本減点法で採点されますので、自信のない漢字はひらがなで書きましょう。
⑤字数については、厳格に守りましょう。微調整をする必要がある場合の対処法も学んでおきましょう。
⑥字は丁寧に書きましょう。漢字は、止めはねに注意してください。
いづれにしても、作文は練習しておく必要があります。行き当たりばったりでは危険です。なぜなら、得点しやすいカテゴリーだからです。満点を目指してください。
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