脳は決して疲れたとは叫びません!
人の脳は、人が体の中で一番エネルギーを消費する器官です。
エネルギー源は、血液中のブドウ糖です。
それにも関わらず、普段の生活では
「頭が疲れた!」
という悲鳴をあげる経験は少ないです。
まれに、お買い物などで人ごみの中にしばらくいると、疲れたと感じるときがありますね。
または、映画館で映画を見たとき、途中でテレビのようにコマーシャルがないので、一気に最初から最後まで見続けると、「あ~しんど」と感じるときがあります。
でも、
「もうこれ以上、脳が耐えられないから、やめて!」
とは、決して言いません。
それは、脳は疲れれば、
自動的に脳内で疲れを癒(いや)す物質である
エンドルフィン【脳内麻薬(まやく)】を作り出し、
疲れた脳細胞を自動的にリフレッシュする働きがあるからです。
このように、私たちは自分の脳の状態を知る方法がありません。
ですから、脳を疲れさせる行為をしてはいけません。
でも、
みんな知らず知らずのうちに自分の脳を疲れさせることをやってしまっています。
それは・・・
動画を1時間以上見てしまうことです。
動画とは、静止画が何十万枚も連続して再生されるものです。
たとえば、テレビ、DVD、ゲーム、YouTubeなどが該当します。
昔、私は父親から
「テレビは1時間以上見るな!日記を付けろ!本を読め!」
こんなことを言われました。
当時の親たちは、理由は分かっていませんが、体験的にテレビを1時間以上見る子どもに、成績が優秀な子がいないことを、知っていたんです。
動画を1時間以上見ると、脳はそこそこ疲れてきます。
しかし、当の本人は脳が疲れているとは気づきません。
すると、人の脳は勝手にエンドルフィン(脳内麻薬)を作り出して、
脳の疲れている部位を癒そうとします。
このエンドルフィン(脳内麻薬)が曲者(くせもの)で、
フワーッと気持ちよくさせてくれ、常習性があります。
これが○○麻薬と呼ばれる所以(ゆえん)です。
本当の麻薬は、ご存知の通り、体を滅ぼす薬物として法律でも禁止されています。
人の体は麻薬を体内で作ることができるのです。
これを知った人は、再びこのフワーっとした気持ちよい状態を作り出したくなり、
その原因となる動画を見るという行為をします。
それがエスカレートし、動画を何時間も見てしまう結果になります。
こんな脳の状態で、動画を見終わった状態(気持ちよいけど脳は疲れている)で、その後勉強をしても記憶する能力が低下していますので知識が身につきません。
朝に勉強すると良いと世間でいわれる原因はここにあります。
人は寝ることで、エンドルフィン(脳内麻薬)を出さずに脳をリフレッシュさせることができます。
2002年になって、その理由が書籍として発表されました。
興味のある人は読んで見てみてください。
(ゲーム脳の恐怖 (生活人新書) 2002/7/10 森 昭雄 )
しかし、現代の生活で動画をまったく見ない状況を作り出すことは、難しいです。
勉強の前に、動画(テレビ、DVD,ゲーム)を1時間以上見ないようにしてください。
まったく見ないより1時間までなら、逆に脳は冴(さ)えることも分かっています。
はい、そこでリフレッシュされた脳を作り出すタイムスケジュールの作り方があります。
これは私が実際に中学生のときに、偶然とった方法です。
これをお教えしましょう。
クラブが終わったら、道草せずに午後6時までに帰宅する。
午後6時から午後7時まで昼寝します。
午後7時に母親に「夕ご飯だから起きなさい」と言ってもらう。
お腹が減っているので起きれる(これがポイント!)
1時間の昼寝で脳がリフレッシュしている。
午後7時から8時までに、食事と風呂を済ませる。
午後8時から午後9時まで娯楽に使う(1時間以内がポイント)。
昔ですから、主にテレビを見ていました。
午後9時から午前1時まで、4時間の自宅学習をする。
このタイムスケジュールでは、無理がなく毎日続けることができます。
夜の睡眠時間も6時間取れますから月曜日から金曜日までこのペースで過ごしました。
夜は午前1時まで勉強したのですが、
昼寝をしていますので眠くなりませんので、学校で居眠りすることはありませんでした。
ただ、次の日の朝が6時間睡眠だとつらいです。
なので、休みの日は、昼まで爆睡です。
1週間で合計20時間の自宅学習をしていました。
一般的に、中学生の毎日の平均自宅学習必要時間は
学年プラス1~2時間と言われておりますので、
もし中学3年生なら最低ラインの4時間はこの方法で確保できているわけです。
土日は、勉強しませんでした。
趣味やクラブの試合に使っていました。
ただし、試験前1ヶ月は土日も勉強しました。
このやり方で、学年一桁の順位は確保できるはずです。挑戦の価値あり!