2020年の大阪府公立高校入学試験の結果から、生野高校(偏差値67)、富田林高校(偏差値63)となっています。あくまでも80%合格基準での偏差値でありますがおよその目安となります。(育伸社追跡調査データより)

偏差値とは、テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。
たとえば、英語と数学の得点がともに80点だったとしても、問題の難しさによって平均点は異なるので、どちらが良い結果だったのか判断がつきません。そこで平均点を偏差値50になるように変換し、その基準からどれくらい高い(または低い)点数だったかを表したものが偏差値であり、自分の実力を相対的に把握できる便利な数値です。

データが正規分布を取るとすれば、生野高校に行ける生徒は、上位4.46%ですので、クラス35人だとすると1~2番の生徒となります。一方富田林高校に行ける生徒は、上位9.68%ですので、同様にクラスで3~4番ぐらいの感じです。

今年の生徒たちの成績はというと一部のサンプル生徒ですが(進研ゼミ入試情報サイトより引用)

【生野高校】素点
各学年の5段階評価の合計   試験点数(自己採点)90点満点
(9教科)45点満点      C問題が難しい

中1中2中3国語C社会数学C理科英語C
4040405075507540
4241416286428446
4444455771517958
生野高校(素点)

【富田林高校】素点
各学年の5段階評価の合計   試験点数(自己採点)90点満点
(9教科)45点満点      数学は、標準問題B

中1中2中3国語C社会数学B理科英語C
4444455072305440
3638416055256555
4043455677286454
富田林高校(素点)

こんな感じです。2校では数学の問題が違うので、易しいほうのB問題で得点が低くなっていますが、問題が違うので比較することはできません。

大阪府の合格基準は、内申点(中1と中2に中3は3倍した合計)×1.2倍+試験の点数×1.4倍で定員の90%を合格とします。残り10%をボーダーゾーンといって別の基準で合格者を決めます。別の基準は自己申告書、調査書の「活動/行動の記録」の記載内容となります。

【生野高校】換算点

内申点(1:1:3)270点満点試験点数(5科目合計)630点満点合計
200406606
206448654
223442665
生野高校(換算点)

【富田林高校】換算点

内申点(1:1:3)270点満点試験点数(5科目合計)630点満点合計
223344567
197364561
218391609

数学の問題が生野高校ではC、富田林高校ではBで問題が異なりますので合計点数で単純な比較はできません。

ここで注意したいのが、中1からの内申点が公立高校受験では本番試験点数よりは比率は低いですが重視される点です。授業態度や提出物、また副教科の実技も加味されます。具体的には、音楽で楽譜が読めるように小学校の段階でピアノ、器械体操教室、絵画教室など幅広く経験をさせておくことも中学校からの副教科の学習に役立つと思います。5教科以外の副教科も1年生から手抜きせずにがんばっておくことが大切です。2016年以降大阪府の内申点が相対評価から絶対評価に変更になりましたので比較的高得点を取ることが可能となっています。

私の多くの生徒を指導してきた経験から、生野高校・富田林高校に合格する生徒は副教科も疎かにしない「勤勉な生徒」が多いと感じます。

(まとめ) 中学校で習う全ての教科を好き嫌いを言わずにコツコツと勉強できる勤勉な子どもで、内申36以上でクラス順位4番上であれば合格する可能性があります。がんばりましょう!次回は、副教科の成績の上げ方についてブログアップします。