「勉強をしようとするとすぐ眠くなってしまってしまいます。調子がいいときは、何時間でも、夜遅くまででもがんばることができます。でも、規則正しく勉強することができません。」

という、子どもさんからのお悩みです。

「調子がいいときは、何時間でも夜遅くでもがんばることができる」

すばらしいです。

それだけのことができるのなら、大丈夫です。

人間のリズムは決して一定ではありません。

勉強すると決めた時間に必ず集中力が出るとは限りません。

大事なときに眠くなることだってあります。

大切なのは、その後で「これじゃあいけない。なんとかしなきゃ」

と思うのか、それとも「今日は眠いからこれで終わり」

と悩みもせずごまかしてしまうのか。

あなたはこうして悩むほど「なんとかしなきゃ」という気持ちを持っています。

なぜあなたのような真面目な人が、勉強をしようとすると眠くなるなるのでしょうか?

それにはわけがあります。

真剣な人ほど、勉強のやり方に対して理想が高く、いつも100%の力を出して勉強します。

だから勉強しようとすると「ようし、がんばるぞ」という気持ちと同時に、

それに逆らうように「きついな、ちょっとつらいな」という気持ちも生じて、

眠くなると言う形で反応するのです。

これは人間として当然のことだし、心がけ次第で克服できますから大丈夫です。

反対に、覚悟を決めるということもなく軽い気持ちで勉強に入る人は、このような

心の葛藤(かっとう)がないので眠くなりません。そして、あなたのように

何時間でも夜遅くまでがんばるということをめったにしません。

あなたは今のままでいいと思います。

「また眠くなってしまった。悔しいなぁ。なんとかしなきゃなぁ」という気持ちは大切です。

その気持ちは持ち続けてください。

でも「なんでできないんだろう」とか「ぼくはだめなんだろうか」なんて、

必要以上に悩む必要はまったくありません。