中学受験において国語の成績だけを考えるなら、難関校合格には日能研・四谷大塚の模試で偏差値55が必要だと言われます。なぜなら、国語の偏差値が55ぐらいでないと、難関校の文章、設問の目的がつかめないからです。

では、偏差値55を取るにはどうしたら良いか。

小学校3年生までは、童話や子供がすきな本を読み聞かせをする。次に漢字です。漢字の学びなおしは、5年生までです。5年生の初めには漢字を完全に書けるようにします。教材は、漢字の問題集で十分です。ただし、完璧に覚えることが大切です。中途半端にやらないことです。あと、例文ごと漢字を覚えて語彙を増やす。「読み」を覚えて「書き」を3~5回書く、当然意味を国語辞典で調べながら進めることです。

4年生からは、文章を正確に読み取る練習をいます。具体的には、音読をさせます。読めない漢字や言葉には、読みを教えてふりがなをふらせます。そしてもう一度音読させます。意味の分からない言葉は、数が少なければ自分で辞書で引かせ、数が多ければ口頭で教えます。そしてもう一度文章を音読させます。そうすることで子ども自身での力で文章を理解できるはずです。親は文章の内容は解説しないようにします。子供自身が読み取る楽しみを残すためです。

5年生になると、読み聞かせは必要ありません。漢字は引き続き完璧を目指します。そして多くの問題を解かせ、設問を正確に読み取る訓練をします。具体的にいいますと、設問に対し本文を読んだ後の記憶で回答するのではなく、本文中のどこに書かれているかを見つけ線を引く練習をします。毎日長文問題を1題やることが大切です。

6年生の9月からは、志望校の過去問をやります。本番さながらに、時間を決めてやります。このとき解答用紙を実際の大きさに拡大コピーして準備してください。解き終わったら必ず丸付けをして、得点を出します。そして自分の得点が合格平均点・最低点と比較して自分の成績の位置を把握しておきます。大切なことは、採点後に間違った問題の解説をみて理解しておくことです。やりっぱなしは厳禁です。